筆者も利用している M1 MacBook Air を当サイトでも結構おすすめしてきました。
その後「M1 Pro」や「M1 Max」搭載の MacBook Pro 14 / 16 インチの発売を機に影が薄くなった「M1 MacBook Pro 13インチ」ですが、M1 MacBook Air と機能的に違う箇所があり、Air と Pro として販売されています。
今回はその「違う箇所」を基にどういった利用なら MacBook Pro13インチの方が適しているかを考えてみたいと思います。
円安でリプレイスと同時の価格見直し前に最適な MacBook を購入するため、参考にしてください。
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「M1 Pro」と「M1 Air」の仕様比較
最初に M1 MacBook Pro13インチと M1 MacBook Air13インチの仕様についてみてみましょう。
MacBook Pro 13 | MacBook Air | |
発売年 | 2020 | 2020 |
搭載チップ | M1 | M1 |
ディスプレイ | 13.3インチ | 13.3インチ |
Retinaディスプレイ | Retinaディスプレイ | |
CPU | 8コア | 8コア |
4つの高性能コアと4つの高効率コア | 4つの高性能コアと4つの高効率コア | |
GPU | 8コア | 最大8コア |
ユニファイドメモリ | 最大16GB | 最大16GB |
ストレージ | 最大2TB | 最大2TB |
選択可能ストレージ | 256GB | 256GB |
512GB | 512GB | |
1TB | 1TB | |
2TB | 2TB | |
ポート | Thunderbolt / USB 4ポート×2 | Thunderbolt / USB 4ポート×2 |
冷却ファン | 搭載 | 非搭載 |
高さ | 1.56cm | 0.41〜1.61cm |
幅 | 30.41cm | 30.41cm |
奥行き | 21.24cm | 21.24cm |
重量 | 1.4kg | 1.29kg |
スピーカー | ハイダイナミックレンジステレオスピーカー | ステレオスピーカー |
マイク | 高い信号対雑音比と指向性ビームフォーミングを持つ、スタジオ品質の3マイクアレイ | 指向性ビームフォーミングを持つ3マイクアレイ |
ワイヤレスインターネット | 最大17時間 | 最大15時間 |
電源アダプタ | 61W USB-C | 30W USB-C |
セキュア認証 | Touch Bar と Touch ID | Touch ID |
価格(税込)※発売当時 | 148,280円から | 115,280円から |
この仕様の中で、Pro と Air の「違い」からどういった方が Air よりも Pro の方が適しているのでしょうか!?
Pro と Air の違いは、冷却ファン以下の項目になります。
M1 Air よりも M1 Pro を選んだ方がいい利用用途
2020 Apple MacBook Pro Apple M1 Chip (13インチPro, 8GB RAM, 256GB SSD) – シルバー
さて本題ですが、M1 MacBook Air よりも M1 MacBook Pro を購入した方がベターな方はこういった利用をされる方です。
- 外出先でバッテリーのみで利用する機会が多い方
- Mac で負荷のかかるタスクを多くされる方
- Zoom や FaceTime などでビデオ通話する機会が多い方
こうした利用が多い方は、M1 MacBook Air よりも M1 MacBook Pro を選んだ方が安心して利用できるでしょう。
外出先でバッテリーのみで利用する機会が多い方
毎日 MacBook をバッグへ入れて外出先で利用することが多い方は、バッテリー容量の多い MacBook Pro をおすすめします。
M1チップは消費電力が少ないので M1 MacBook Air でも充分バッテリー持続時間はあるのですが、ビジネスなどで外出先での利用が多いのならば少しでもバッテリー容量の多い方が安心です。
バッテリー容量が多い分、電源アダプターが MacBook Air の30Wに対して MacBook Pro は61Wと大型になりますので、注意が必要です。
Mac で負荷のかかるタスクを多くされる方
例えば頻繁に動画編集をする機会が多い方や、長時間 Mac を稼働させたままなど Mac に負荷のかかるタスクを多くされる方も、M1 MacBook Air よりも適しています。
冷却ファン搭載の M1 MacBook Pro ですので、4Kの比較的長い動画編集をしても熱暴走は抑えられます。
M1 MacBook Air で4K動画編集をしていて Mac が「熱い!」と感じたことはありませんが、ファイル容量の大きい4K60fpsの15分超の動画編集だと MacBook Air も「熱を出す」ことがありました。
筆者は4K30fpsやフルHD60fpsでの撮影ファイルを編集することが多いので、M1 MacBook Air にそれ程負荷を掛けていないのかもしれないです。
4K60fpsで撮影された動画を編集する機会が多い方は、ファン搭載の MacBook Pro13インチをおすすめします。
因みに数日 M1 MacBook Pro を利用する機会がありましたが、ファンが回っている音を聞いたことがありませんでした。
もしかしたらファンは作動していたのかもしれませんが、ファンの音には気付かなかったのかもしれません。
ファンが作動しても静かであれば、次にあげたZoomなどでも気にする事無く利用することも可能です。
Zoom や FaceTime などでビデオ通話する機会が多い方
この場合も「Mac に負荷のかかるタスク」に分類されますが、テレワークやビデオ通話をする機会が増えた今、非常に PC へ負荷を掛けているタスクになります。
また MacBook Air と MacBook Pro では搭載されているマイクが違い、Pro の方がZoomなどを利用する上では通話品質がいいという話しをよく聞きます。
多少重量は重いけど、より長時間利用可能なバッテリーが魅力!
MacBook Air よりも MacBook Pro を選択した方が良い事例3点をあげてみましたが、その中で最も重要だと思う点は、やはりバッテリー容量がPro の方が多いことです。
搭載チップはM1で消費電力は少ないですが、バッテリー容量が多い MacBook Pro の方がモバイル利用が多い方にとっては何より安心できるでしょう。
新型の「M2チップ」(仮称)発表の情報も出ていますが、円安の影響などから新型の MacBook も iPad Air 第5世代同様に価格が上がる可能性はかなりあります。
長期間利用する MacBook ですので、「安心」を買う意味でも M1 MacBook Pro13インチは「買い!」なのかもしれません。
また、思い切って M1 Pro搭載の MacBook Pro 14インチという選択もあるかもしれません。
M1 MacBook Pro も M1 MacBook Air も、あなたの for Better Life に欠かせないツールとなり、一つ上の QOLへと導いてくれるでしょう。
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