iPad Air 第5世代の登場を機に購入検討されている知人などから、
「Wi-Fiモデルにするか、セルラーモデルにするか迷っている・・・」
という質問をされることが多くなりました。
これまではWi-Fiモデルを購入される方が多かったのですが、様々な変化によりお勧めするモデルも少し変わってきています。
以前にもこの件に関して投稿しましたが、改めて今回
・私なら今後どちらを選ぶか?
・Wi-FiモデルとWi-Fi+セルラーモデルのどちらがお勧めなのか?
についてWi-FiモデルとWi-Fi+セルラーモデル(以降セルラーモデル)のメリット・デメリットとともに案内したいと思います。
私のお勧めは「セルラーモデルの方が便利!」
私は iPad 第2世代、iPad Air2、iPad Pro10.5インチ、iPad mini5、iPad Air4、iPad mini6 と使い続けていますが、1番最初に購入した iPad 第2世代以外は全てセルラーモデルを購入しました。
ほとんどの方は iPad の利用場所はWi-Fi環境が整っている自宅での利用が多く、また毎月の通信量負担などの理由から私もWi-Fiモデルをお勧めすることが多かったですが、毎月の通信量負担の面で少し状況が変わってきました。
Wi-Fiモデルとセルラーモデルの比較
最初にWi-Fiモデルとセルラーモデルの違いについてみてみましょう。
Wi-Fiモデル | Wi-Fi+セルラーモデル | |
少し安い | 費用 | ・少し高い ・毎月の通信費用がかかる (SIM契約有りの場合) |
Wi-Fi環境必須 | 通信 | モバイル通信も可能 |
・自宅などWi-Fi環境のある場所 ・iPhone等でテザリング | 主な利用場所 | Wi-Fi環境の無い場所でもモバイル通信圏内ならOK |
非搭載 | GPS | 搭載 |
Wi-Fiモデルの特徴
最初にWi-Fiモデルの特徴についてみてみましょう。
Wi-Fiモデルは価格が安い!
Wi-Fiモデルのメリットとしては、購入する際セルラーモデルよりも価格が安いです。
iPad Air 第5世代の64GBを例に挙げますと、Wi-Fiモデルの74,800円に対してセルラーモデルは92,800円とその差は18,000円となります。
2022 Apple iPad Air (Wi-Fi, 64GB) – ブルー (第5世代)
GPSが非搭載
そしてWi-Fiモデルのデメリットとして見逃せないのが「GPS非搭載」です。
iPad は画面サイズが iPhone よりも大きい為、目的地までの道のりを調べる「マップ」での閲覧にも当然優れています。
また、その調べた経路をそのまま「ナビ」としても利用可能です。
マイカーにナビが搭載されている方にとってはそれ程意味無いと思いがちですが、データ量で圧倒的な「Googleマップ」では近隣の情報も簡単に得られますし、アプリの更新により新しい機能や情報などが追加されたりとカーナビに勝る部分が多いのも事実です。
iPad mini ならば、歩きながらのナビゲーションでも利用可能ですし、GPSの搭載されているセルラーモデルと価格以上に大きなデメリットと言っても過言ではないでしょう。
フリーWi-Fiは便利だが・・・
外出先で利用可能なフリーWi-Fiスポットが多数あります。
そのフリーWi-Fiですが、セキュリティの弱さを指摘する声も多くある為安全性を考慮するとセルラーモデルや iPhone などでテザリングして接続する方法がベターでしょう。
Wi-Fiモデルの iPad 一覧
最初の1台として「高コスパ」でおすすめ! iPad 第9世代
2021 Apple 10.2インチiPad (Wi-Fi, 256GB) – シルバー
ハイスペックな「Pro仕様」クリエイティブな iPad Pro
2021 Apple 11インチiPad Pro (Wi-Fi, 256GB) – スペースグレイ
ディスプレイサイズが大きな iPad Pro12.9インチもあります。
2021 Apple 12.9インチiPad Pro (Wi-Fi, 256GB) – シルバー
「お洒落でハイグレード」スタイリッシュな iPad Air 第5世代
2022 Apple iPad Air (Wi-Fi, 256GB) – ブルー (第5世代)
「カラフル・コンパクト」で性能も妥協なし! iPad mini 第6世代
2021 Apple iPad mini (Wi-Fi, 256GB) – パープル
セルラーモデルの特徴
続いてセルラーモデルの特徴をみてみましょう。
場所を選ばず通信可能
セルラーモデルは別途sim契約することでWi-Fi環境がない屋外でも常に利用可能な点が最大のメリットです。
iPad はサッと取り出してすぐに利用可能な点が魅力ですが、Wi-Fiモデルだと iPhone などとテザリングをする必要があり、その時間はわずかではありますが頻繁に利用するとなると案外ストレスにもなります。
GPS機能を搭載
そして「GPS搭載」もセルラーモデルのメリットです。
先ほどWi-Fiモデルのデメリットで記載しましたが、Apple の「マップ」や「Google Map」の機能を最大限利用するならば、セルラーモデルが何よりお勧めです。
価格が高い
セルラーモデルはWi-Fiモデルよりも18,000円割高です。
前述のiPad Air 第5世代の64GBで、Wi-Fiモデルの74,800円に対してセルラーモデルは92,800円と「価格差」が購入時に考えてしまう一つの要因にもなり得ますが、iPad は比較的長く利用される方が多いのが現状です。
一度購入すると3〜4年利用される方が多く、iPhone やスマホの様に2年で買い替える方は少ないです。
3年利用した場合、Wi-Fiモデルとセルラーモデルでは月々500円セルラーモデルの方が高い計算になります。
この「価格差」とセルラーモデルのメリットである「場所を選ばず通信可能」と「GPS機能を搭載」を比較した場合、格安SIMの登場などを含めると私はメリットの方が大きいと感じます。
テザリングの親機として利用可能
iPhone を iPad テザリングの親機として利用されている方も多いと思います。
少しの時間のテザリングならそれ程気にすることはありませんが、長時間のテザリング利用だと親機である iPhone のバッテリー消費が激しく、極端に残量が減ります。
そうした面からも外出先での利用が多い方はセルラーモデルを選択された方が安心です。
また同様に iPhone を親機として MacBook などをテザリングされる機会があるならば、iPad のセルラーモデルを親機としてテザリングすることがお勧めです。
個人的にはこのテザリングの親機として利用可能な点が、外出先で MacBook Air を利用する機会が多い筆者にとってセルラーモデルの最大のメリットと感じています。
各社のプランにもよりますが、データプラン専用SIMでテザリング可能ですので、バッテリー容量の多い iPad を親機として利用可能なセルラーモデルは「便利」です。
「povo2.0」の登場
最近はデータ通信専用の格安SIMも充実しており、特に「povo2.0」の登場は iPad のモデル選択に大きく影響してくると個人的には感じています。
利用したい月に申し込むことが可能であり、また24時間データ使い放題などプランも魅力がありますし、 iPad に正式に対応しました。
【DL版】povo2.0 エントリーコード/20GB(30日間)/ eSIM対応 / SIMカード対応/au回線対応 【iPhone/Android対応】|オンラインコード版 povo
このpovo2.0の登場により、毎月の固定通信量負担というデメリットは解消されたといっても良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
povo2.0の登場で、利用したい時や利用する月だけ料金が発生するプランであれば、毎月の固定通信費用という不安は少し解決できるのではないでしょうか。
ここで、Wi-Fiモデルがお勧めな方とセルラーモデルがお勧めな方を簡潔にまとめてみます。
Wi-Fiモデルがお勧めな利用
- 自宅などWi-Fi環境が整っている環境での利用がほとんど
- iPad にGPSを必要としない
- 少しでも購入時の費用を抑えたい
セルラーモデルがお勧めな利用
- Wi-Fi環境のない場所でもストレスなく利用したい
- iPad をナビとしても利用したい
- MacBook などノートPCのテザリング利用が多い
これまで2年間在宅での利用が多くなる環境が続いていましたが、今後外出する機会も増えて外出先での iPad 利用も多くなる方も多いかもしれません。
iPad 購入時のモデル選択の参考としていただければと思います。
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