M2 MacBook Air と同時に発表され、先駆けて発売された『M2 MacBook Pro』ですが、M2 MacBook Air ばかり注目されてイマイチ人気がない様に感じます。
今回はそんな M2 MacBook Pro のメリットを挙げてみた上で、なぜ人気が無いのか考えてみます。
ある意味お買い得な M2 MacBook Pro ではありますが、今回はその M2 MacBook Pro を選択するメリットを中心にお届けします。
M2 MacBook Pro を選択する二つのメリット
M2チップと同時に発表され、M2 MacBook Air より先に発売された M2 MacBook Pro を選択する二つの大きなメリットは、
・M2 MacBook Air よりも長時間利用可能なバッテリー搭載
この2点です。
それぞれの魅力についてみていきましょう。
M2 MacBook Air にはない冷却ファンを搭載

引用:Apple
M1チップから始まった『Appleシリコン』、特にM1チップは省電力性に優れており、同時に冷却ファンを搭載していない M1 MacBook Air 冷却ファン搭載の M1 MacBook Pro でそれ程パフォーマンスに差がないことに驚かされました。
そのM1チップの後継チップとなる『M2チップ』はユニファイドメモリが最大24GBまで搭載可能となりました。
24GBのユニファイドメモリを利用できるということは、それだけ MacBook 本体へ負荷を掛けることが可能なことでもあり、M1 MacBook Air とは違う状況だと言えるでしょう。
24GBのユニファイドメモリを利用することで、これまでよりも発熱の影響が出やすい為、冷却ファンを搭載している M2 MacBook Pro の方がM2チップの性能を活かす場面が多くなるはずです。
M2 MacBook Air よりも長時間利用可能なバッテリー搭載
M2 MacBook Air には52.6Whリチウムポリマーバッテリーが内蔵されており、
・最大18時間のApple TVアプリのムービー再生
が可能となっています。
M2 MacBook Pro には58.2Whリチウムポリマーバッテリーが内蔵されており
・最大20時間のApple TVアプリのムービー再生
が可能です。
M2 MacBook Air よりも容量の大きいバッテリーを搭載している M2 MacBook Pro は、モバイル利用でも M2 MacBook Air より優位でしょう。
重量は M2 MacBook Air の1.24kgよりも重い1.4kgですが、バッグへ入れて運ぶ上では気になる差ではないでしょう。
Air よりも劣る点もあるが利用方法によっては問題なし
デザインも一新した M2 MacBook Air と比べると機能面で劣る点が幾つかあります。
・ステレオスピーカー
・MagSafe3 非搭載
この三つが M2 MacBook Air よりも劣る機能ではありますが、自宅で外部ディスプレイへ接続して M2 MacBook Pro を利用する場合、この三つはほぼデメリットとは言えないでしょう。
USB-C接続可能なディスプレイであればMagSafeでの充電は不要ですし、クラムシェルモードで利用するならば、カメラは別途用意する必要があります。
スピーカーも同様に別途用意する場合が多いです。
もし今旧型の MacBook を外部ディスプレイ接続で利用している場合の買い替えならば、既に利用しているカメラやスピーカーをそのまま利用可能ですので、M2 MacBook Pro を購入しても気になる仕様ではないでしょう。
同じ仕様なら Pro の方が安い
価格の面でも M2 MacBook Pro を選ぶメリットがあります。
8コアCPU / 10コアGPU / ユニファイドメモリ16GB / 512GB SSD という仕様にカスタマイズした場合、
・M2 MacBook Pro 234,800円(税込)
と、2,000円安い価格になります。
新しいデザインや細かい仕様で M2 MacBook Air が上回っている点を考慮しても、同じM2チップを搭載した MacBook Pro が MacBook Air よりも安く購入できる点も M2 MacBook Pro を選択する上でメリットと言えます。
M2チップを搭載した M2 MacBook Pro も M2 MacBook Air も、あなたの for Better Life に欠かせないツールとなるでしょう。
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