今日本で1番利用されているスマホである iPhone。
その iPhone 利用者の中で、Mac や iPad の購入を初めて検討されている方も多いです。
ただ日本での販売価格が上がった今、慎重に選ばないと高額な出費になってしまうので躊躇されている方が多いのも事実です。
私の知人も iPhone を利用しており、Mac と iPad の購入を検討し始めたところで先日相談がありました。
今回は iPhone 利用者の方が初めて Mac と iPad を購入する際にどの機種を選ぶのが良いのか、おすすめの機種を挙げてみます。
結論 M1 MacBook Air と iPad 第9世代がおすすめ!
iPhone 利用者が日常の出来事を写真や動画で撮影して、「撮った写真や動画を編集してみたい」と思う方が非常に増えています。
これまでも写真や動画を撮影していたのですが、その先の『編集』をしてみたいと思うのも当然と言えるでしょう。
動画編集は Mac の方が使いやすい
そういった「動画編集」を始める機会として、初めての Mac としておすすめ は「M1 MacBook Air」です。
Mac も7月1日より日本での販売価格が改定されて、より高額になってしまいました。
その中でも2020年に発売され、Mac の歴史に名を刻んだ『M1チップ』を搭載した M1 MacBook Air がイチオシです。
今から2年前に発売された Mac ですが、性能的にも充分満足できる Mac であり、何より「省電力性能」には驚かされました。
私も M1 MacBook Air の利用者ですが、先日発売された新型の「M2 MacBook Air」に買い替える必要もないくらい、まだまだ現役で利用可能な性能を有しています。
iPad は閲覧中心に割り切って利用
動画編集は iPad よりも Mac の方が使いやすいと先ほど記載しましたが、その他の長文入力など文字を打ち込んだり、様々な編集作業に関しても Mac の方が今のところ利用しやすいです。
そうした環境の中、iPad は閲覧中心の目的での利用には Mac よりも優れています。
実際、iPad 購入後の利用用途アンケートでも「閲覧」主体の利用がほとんどです。

価格.comより引用
その理由としては
・軽量
・ディスプレイをタッチ操作で使える
・iPhone よりも大きなディスプレイが見やすい
・場所などを選ばず利用可能
など様々なメリットが iPad にはあります。
もちろん iPad を利用して写真や動画を編集することも可能ですし、キーボードをBluetooth接続して長文入力も可能です。
それ以外のクリエイティブな用途に対応したアプリも多数揃っていますので、iPad で何でも出来るとも言えます。
ただ、iPad 独特のファイル管理に慣れるまでは使い難いと感じる方が多いという「マイナスな面」も同時に存在します。
そうしたことから初めて iPad を利用するなら「閲覧中心」と割り切った使い方の方が満足度が上がりますし、「編集」での利用は Mac にお任せした方が結果として利用しやすい環境を整えることが可能です。
iPad Pro の購入を検討されているなら
初めての iPad 購入で「iPad Pro」を検討されている方はこちらの表を見てください。
iPad Pro 11インチ | M1 MacBook Air | iPad 第9世代 | |
ストレージ容量 | 1TB | 256GB | 256GB |
価格 | ¥222,800 | ¥134,800 | ¥71,800 |
M1 MacBook Air と iPad 第9世代の合計 | ¥206,600 | ||
※iPad Pro , iPad 第9世代ともにWi-Fiモデルの価格 |
iPad Pro 11インチ / 1TB を購入するとなると222,800円(税込)の出費になります。
この222,800円は、M1 MacBook Air / 256GB と iPad 第9世代 / 256GB が購入できてしまう価格です。
16,200円も安く購入できます。
私ならばこの16,200円を外付けSSDやより大きな外部ディスプレイ、ワイヤレスイヤホン、または Apple Watch の購入費用に充てます。
もしくは M1 MacBook Air のストレージ容量かユニファイドメモリのカスタマイズ費用に充てます。
iPad Pro は現時点で完成された iPad ではありますが、「iPad は閲覧専用」と割り切れば iPad Pro を購入する費用で M1 MacBook Air と iPad 第9世代を手にすることが可能ですし、利用の幅も広がります。
iPhone や iPad、そして Mac を一緒に利用するメリット
iPhone を利用していて一緒に Mac や iPad を利用するメリットは「連係」機能です。
iPhone で閲覧していたWebサイトをディスプレイの大きな iPad で観たいとき「Handoff」が便利です。
また、iPhone で撮影した写真を Mac や iPad で作成中の Pages や Keynote に挿入したい時は「AirDrop」を利用すると、一瞬で iPhone から Mac や iPad へ転送可能です。
同じ様に「ユニバーサルクリップボード」や「Sidecar 」などを利用することで、iPhone や Mac、iPad が更に便利なデバイスとなり、一歩上の環境へ導いてくれます。
機種代金は高い Mac だが、iPhone との相性抜群!
MacBook Air と iPad mini のペアが最強!?
個人的には、M1 MacBook Air と iPad mini6 のセルラーモデルの組み合わせが最強ではないかと感じます。
私は両機種とも所有・利用していますが、M1 MacBook Air を外出時に持ち出す機会があるなら、iPad mini6 のセルラーモデルとのペアが最強です。
MacBook はWindows PCにあるLETモデルなど単独で通信出来ない為、iPhone や iPad のセルラーモデルをテザリング親機として利用する必要があります。
iPhone でも良いのですが、バッテリー容量の大きい iPad mini6 の方が安心です。
iPhone ではlightningケーブル、iPad mini6 ではUSB-Cケーブルで MacBook に接続してテザリングすることも可能ですが、ワイヤレスで接続した方がスッキリ利用できますので、バッテリー容量の大きな iPad mini6 がおすすめです。
※2022年7月現在5Gエリアが広くない為、4G対応の iPad mini5 でも通信速度が極端に変わることはないです。
円安が止まらず更に価格改定される可能性も!?
7月1日に価格改定されたApple製品ですが、この先円安が止まらないと更に価格改定される可能性もあります。
iPad mini5 は2019年3月に発売、その後1年半経過し2021年9月に iPad mini6 が登場したので、この秋に新しい iPad mini7 が登場する可能性は非常に少ないでしょう。
iPad mini6 の購入を検討されている方は早めに購入することをおすすめします。
同様に、M1 MacBook Air もM2 MacBook Air の登場に合わせて価格改定されましたが、これ以上値上がりする前に購入するのがおすすめです。
M1 MacBook Air や iPad 第9世代、そして iPad mini 第6世代は、iPhone 利用者の方が初めて購入する機器として for Better Life に欠かせないデバイスとなるでしょう。
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