iPhoneとiPadはそれぞれ便利な機能を備えていますが、両機種を使うことで、より一層の便利さが得られます。
この記事では、iPhoneとiPad、Macを利用している私が、iPhoneとiPadの両方を使う予定の方向けに、便利な使い方や基本的な活用法について詳しく紹介していきます。
例えば、デバイス間での同期方法や画面共有方法、アプリやサービスの共有方法など、使い方を知ることで、よりスムーズにデバイスを活用することができます。
また、ビジネスや学習、エンターテインメントなどの分野での活用法についても解説しています。
この記事を参考にして、iPhoneとiPadを最大限に活用し、快適なデバイスライフを送ってください。
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iPhoneとiPadを両方持つメリットとデメリット
iPhoneとiPadを両方持つことには、さまざまなメリットとデメリットがあります。
この章では、それぞれについて詳しく解説します。
【メリット】
- 用途によって使い分けができる
iPhoneは外出先や移動中など、手軽に持ち運んで使えるため、通話やメッセージング、写真撮影など、主に日常生活で必要な機能を利用するのに適しています。
一方、iPadはより大画面で、ビジネスや教育、エンターテインメントなど、より多くの作業や活動に適しています。
両方を持つことで、用途に応じて使い分けることができます。 - デバイス間でデータを共有できる
iCloudを使えば、iPhoneとiPadで作成したデータ(写真、動画、音声、ドキュメントなど)を自動的に同期することができます。
これにより、どちらかのデバイスで作成したデータを、もう一方のデバイスでもすぐに閲覧・編集することができます。 - デバイス間での作業の連係がスムーズになる
例えば、iPhoneで撮影した写真をiPadで編集し、その編集した写真を再度iPhoneで加工する、といったことができます。
また、iPadで作成した文書を、iPhoneで読んでメモを取り、そのメモをiPadで編集する、といったような使い方もできます。
これらのように、両方のデバイスを使い分けることで、より効率的な作業ができるようになります。
【デメリット】
- 購入費用がかさむ
iPhoneとiPadを両方持っている場合、購入費用がかさむことがあります。
また、通信費用も増える可能性があるため、その点も考慮する必要があります。
ただiPadにはWi-Fiモデルがあります。
iPhoneをテザリング親機として利用することで、iPadの通信を別途契約する必要なく外出先で利用することが可能です。 - ポケットに入らない
iPhoneはポケットに入れることができますが、iPadは大きすぎてポケットに入れることができません。
そのため、iPadを持ち歩く場合は、別途バッグやケースなどが必要になります。
ビジネスマンの方は勿論、女性のバッグにも入るiPad miniという選択もありますので、それ程デメリットと感じることは少ないでしょう。 - デバイスの管理が大変になる
データの同期や作業の連携がスムーズになる一方で、デバイスの管理が複雑になる場合があります。
例えば、アプリや設定の同期を忘れてしまった場合、どちらのデバイスにインストールしたかや、どちらでどの設定をしたかなど、管理が複雑になります。
そのため、定期的にデバイスを整理する必要があります。
最初は戸惑うことがあるかもしれませんが、使い込んでいくと自然と慣れてきますのでご安心ください。 - 使用頻度が低い場合は無駄な負担になる
両方のデバイスを使用することが、必ずしも生産性や効率を上げるわけではありません。
使用頻度が低く、あまり必要ないと感じた場合は、無駄な負担となる可能性があります。
そのため、自分にとって必要かどうかをよく考えたうえで、両方のデバイスを持つかどうかを決めることが重要です。
そういう不安が一番大きいでしょう。
iPadには発売されているシリーズが多数ありますが、最初は最もお求めやすい機種『iPad 第9世代』を選ぶことがおすすめです。
以上が、iPhoneとiPadを両方持つことのメリットとデメリットです。
どちらか一方だけで十分な場合や、両方を持つことが有益な場合がありますが、自分にとって必要なかどうかをよく考えた上で、決定することが大切です。
iCloudを使ったデータの同期方法
iCloudを使ったデータの同期方法は、次のように簡単にまとめることができます。
- iCloudにログインする
まず、iPhoneやiPadで設定アプリを開き、自分のApple IDを入力してiCloudにログインします。 - iCloudの設定を変更する
次に、iCloudの設定を変更して、同期したいデータを選択します。
写真、連絡先、カレンダー、メモ、リマインダー、書類とデータ、Safariなど、さまざまなデータを同期することができます。 - 同期を開始する
設定が完了したら、iCloudに保存されているデータを同期するために、デバイスのWi-Fi接続を確認して、同期を開始します。
同期されたデータは、自動的に他のデバイスでも利用できるようになります。なお、iCloudを使ったデータの同期には、ストレージ容量の制限があります。無料で使えるストレージ容量は5GBまでで、それ以上の容量を使いたい場合は、月額料金が発生します。そのため、必要なデータだけを同期するように設定することが重要です。
ストレージをさらに増やし、特典機能を使いたい場合は、どのデバイスからでも iCloud+ にアップグレードが可能です。
iPhoneとiPadでの同時作業方法
iPhoneとiPadでの同時作業方法は、次のように簡単にまとめることができます。
- iCloudを使ったデータの同期
まず、iPhoneとiPadで同じアプリやデータを使う場合は、iCloudを使ってデータの同期を行います。
例えば、iPhoneで作成したメモをiPadでも閲覧・編集できるようにする場合、iPhoneとiPadでiCloudにログインし、メモアプリをiCloudで同期する必要があります。 - AirDropを使ったファイルの転送
AirDropを使えば、iPhoneとiPad間でファイルを簡単に転送できます。
転送したいファイルを開いた状態で、iPhoneやiPadのコントロールセンターからAirDropを開き、相手のデバイスを選択するだけで転送できます。iPhoneユーザーにiPadやMacをおすすめする最大の理由が、この「AirDrop」が利用できるところです。
iPhone や iPad で AirDrop を使う方法 - Apple サポート (日本)AirDrop を使うと、近くにあるほかの Apple 製デバイスと写真や書類などのコンテンツを共有し、相手からも受け取ることができます。 - Handoffを使ったアプリの引き継ぎ
Handoffを使えば、iPhoneで作業中のアプリをiPadで継続することができます。
例えば、iPhoneでメールアプリで作業中の場合、iPadで同じアカウントでログインしていれば、iPadのロック画面の左下に表示される「メールを続ける」をタップするだけで、同じメールアプリで作業を続けることができます。
Handoff を使ってほかのデバイスで作業を続ける - Apple サポート (日本)Handoff を使えば、作業に着手したデバイスから、近くにある別のデバイスに切り替えても、中断したところからスムーズに作業を続けられます。
自宅でiPadやMacで作業して、外出しなければならなくなった時にiPhoneへ引き継げるこの機能も、iPhoneと一緒に利用しているからこそ活用できる機能の一つです。
以上が、iPhoneとiPadでの同時作業方法の一例です。
iCloudを使ったデータの同期、AirDropを使ったファイルの転送、Handoffを使ったアプリの引き継ぎをうまく活用して、効率的な作業を行いましょう。
iPhoneとiPadでの画面共有方法
iPhoneとiPadでの画面共有方法は、次のように簡単にまとめることができます。
- メッセージを使った画面共有
メッセージを使えば、iPhoneやiPadの画面を他のiOSデバイスと共有することができます。
画面共有を行いたい相手とメッセージでチャットを開始し、「詳細」→「画面共有」をタップすると、画面共有が開始されます。
Macで「メッセージ」を使用して画面を共有するMacの「メッセージ」では、チャットの「情報」をクリックしてから「共有」ボタンをクリックすることで、ほかの人と画面を共有できます。 - TeamViewerを使った画面共有
TeamViewerは、iPhoneとiPadの画面共有に利用できるアプリです。
TeamViewerをダウンロードし、アカウントを作成すると、iPhoneとiPadの画面を相互に共有できます。
また、パソコンやAndroidデバイスとも画面共有ができるので、幅広い用途に使えます。
iPad/iPhoneの画面をTeamViewerと共有する方法 - TeamViewer SupportiOS 11用のTeamViewer QuickSupportのリリース以来、TeamViewer (Classic)を使用してiOS画面をリアルタイムで共有する事が可能となりました。 この画面共有は、iPhoneやiPadのユーザーがデバイス画面で何が起こっているのかを正確に把握できることにより、作業がよりしやすくなっています。 TeamViewer 14とiOS 12の発売以来、QuickSupportの1つのタブで録画を開始できるようになり、画面共有の機能が改善されました。 この記事は、iOSをご利用されているライセンス ユーザーに向けてのご案内です。 条件 この機能を使用するには、次の... - Zoomを使った画面共有
Zoomは、ビデオ会議のアプリとして知られていますが、iPhoneとiPadの画面共有にも利用できます。
Zoomのアプリをダウンロードし、アカウントを作成すると、ビデオ会議の中でiPhoneやiPadの画面を共有することができます。
Zoom で画面またはデスクトップを共有するZoom では、ミーティング中にビデオをオンにしたままで、画面やデスクトップなどのコンテンツを共有することができます。 Zoom Meetings 中の画面共有は、共同作業環境を念頭に置いて設計されています。
以上が、iPhoneとiPadでの画面共有方法の一例です。
メッセージを使った画面共有、TeamViewerを使った画面共有、Zoomを使った画面共有をうまく活用して、効率的なコミュニケーションを行いましょう。
ただし、画面共有には相手の許可が必要な場合があるため、事前に確認することをおすすめします。
次ページでは、iPhoneとiPadでのファイルの受け渡し方法について解説します。
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