出荷時期が遅れるほどの予約で人気の iPad mini 第6世代は、デザインやオールディスプレイ、スペック的にも魅力ある「新型」となりました。
今回は既に iPad mini 第5世代を利用されている方が 新型iPad mini に買い替えてメリットがあるのかを解りやすく比較していきたいと思います。
初めてiPad mini を購入検討されている方も参考にしてください。
iPad mini の新旧比較
まず主な性能の新旧比較表をご覧下さい
買い替えのメリット
今回の新型での変更箇所で特に進化した箇所を赤字で記しました。
ディスプレイ

Appleホームページより引用
ディスプレイサイズがこれまでの7.9インチから8.3インチへとサイズアップしました。
後述しますホームボタンTouch ID を電源ボタンTouch ID へと変更した為、表示領域の拡大につながりました。
このサイズでの0.4インチアップは結構大きく感じると思います。
チップ

Appleホームページより引用
搭載SoC(チップ)ですが、最新の A15 Bionic を搭載してきました。
著者の予想では昨年発売された iPad Air 第4世代と同じ A14 Bionic を搭載してくるだろうと思っていたので、将来的な事を考慮してもこの最新チップを搭載してきたことはありがたい仕様だと感じます。
搭載チップが最新となることで、これからの iPadOS やセキュリティーのアップデート対象期間もより長くなることと思います。
ただ、今秋登場の iPadOS15 もまだ iPad Air 第2世代に対応しているので、iPad mini 第5世代をこれからも継続利用してもまだまだ安心して使い続けられるでしょう。

メインカメラ
iPad mini 第6世代はメインカメラが12MP f/1.8 と高画素化され、明るさも第5世代より明るいレンズを搭載しています。
仕事などで写真に修正箇所を記入する際なども、高画素な撮影が可能な為、iPhone で撮影・iPad へ AirDropで転送、ペンシルで記入といった過程を短縮できます。
iPad を利用している際にそのまま綺麗な写真を撮影できるのはありがたいです。
またLEDのフラッシュも搭載され、日没後や暗めの室内でも安心して利用可能です。
フロントカメラ
このフロントカメラの向上には驚きと同時に、現在の事情を反映する仕様となったと感じます。
テレワークやビデオ通話の機会が増えた今、フロントカメラ性能の向上はこれまで以上にビデオ通話をより楽しく利用したくなるのではないでしょうか。
また、iPad Pro で搭載のセンターフレーム機能も追加され、被写体を追従してくれるのもありがたいです。
このセンターフレーム機能はオンオフ可能な為、例えばテレワークの際にオフにしておくことで万が一動いた際に部屋の見られたくない箇所を写さずに済むような使い方も可能です。
スピーカー
第5世代では下部に2スピーカー搭載でしたが、新型 iPad mini では上下(横向きだと左右)に2スピーカー搭載となり、横向き使用でAmazonプライムなどの動画視聴をする際ステレオサウンドを体感できます。
ただ、今ワイヤレスイヤホンを利用されている方が多いので、スピーカーから音を出す機会は以前に比べて低いのではないでしょうか。
電源ポート
待望のUSB-Cに対応しました。
USB-C搭載することで、大画面の外部モニターへ接続したり外付けSSDなどの周辺機器の利用がこれまでよりも簡単になるので、64GBのストレージを選んで万が一容量不足になった際もデータを移行することで対応可能でしょう。
ただ、これから動画を編集・保存する機会も増えると思いますので、ストレージ容量は256GBを選択しておいた方が賢明かもしれません。
既にiPhoneやMacなどを利用していて別途 iCloud を契約されている場合は別です。
起動認証

Appleホームページより引用
これまでのTouch ID搭載ホームボタンを廃止し、Touch ID搭載電源ボタンに変更することでオールスクリーンへと変更されたことはデザイン的にもスッキリして使いやすいと思います。
まさに 「小さな iPad Air」と言ってもいいでしょう。
Appleペンシル第2世代
これもありがたい改良だと思います。
Appleペンシル第1世代が利用できた第5世代でも問題ないのですが、iPad 本体へマグネット装着できることでバッテリー切れの心配も無く、常に携帯することでいつでも直ぐに利用できる様になったことが助かります。
またAppleペンシル 第2世代は、Appleペンシルを人差し指でタップすることでペンと消しゴムを切り替えられるため、メモを良くとる方にとっては嬉しい機能が増えることとなります。
5G対応
今現在まだ5Gエリアはごくわずかではありますが、iPad mini はその携帯性から外出時に利用する機会も多いです。
テザリングでも対応可能ですが、mini に関してはセルラーモデルの方が便利かと個人的には感じます。
今第5世代のWi-Fiモデルを利用している為、そう感じます。
また iPad はiPhoneやスマホなどに比べて比較的長く利用される方が多いです。
来年には5Gのエリアがかなり拡大・整備されるとのことですので、その速度を iPad mini で利用する機会もそう遠くないでしょう。
まだまだメリットはありますが、改良されたことによる大きなメリットはこういったところではないでしょうか。
iPad mini 第6世代の魅力
iPad mini 第6世代のもつ魅力はどんな点なのでしょうか!?
何と言ってもその「サイズ」!
「片手で握れる最大サイズ」が最大の魅力でしょう。
自宅にいるときも外出の際にも重すぎず小さすぎず「ちょうど良い」サイズはWeb閲覧や動画視聴で手にしていても疲れないのがありがたいです。
画面の大きい無印iPad や iPad Air の方がWeb閲覧も情報量は多く、動画視聴も迫力はありますが長時間手にしていることを考えると、特に外出時の iPad としては最高です。
また MacBook Air(Pro) などノートパソコンを携帯する必要がある方にとって、11インチクラスの iPad よりもバッグの重さを軽くすることも出来ますので、最高のパートナーとなるでしょう。
Wi-Fi+セルラータイプならノートPCのテザリングに!
iPad は自宅やWi-Fi環境で使用する方が多く実際 iPad はWi-Fiモデルの販売数が多いです。
ただ iPad mini に関しては外出時に携帯するのに最適な為、Wi-Fi+セルラータイプの方が便利な場面が多いでしょう。
そして、ノートパソコンを携帯する必要がある方はテザリングのアクセスポイントとしての利用もおすすめです。
iPhone でもアクセルポイントとしての利用は可能ですが、バッテリー消費が激しくいざというときにバッテリー切れで電話も出来ない危険もあります。
一方 iPad は iPhone よりも搭載バッテリー容量が大きく、その心配も少なくて済みます。
A15 Bionic はスペックも安心
最新の A15 Bionic搭載の iPad mini 第6世代はスペック的にも問題なく、4K動画編集も楽々こなせます。
画面が小さい為編集時に操作しづらいこともありますが、頻繁におこなうことでなければそれ程苦にならないでしょう。
また最新のA15 Bionic な為、当分の間は最新iPadOS へのアップグレードにも対応されるので安心できます。
iPad mini 第6世代のメリットは探せばキリがありません。
新型iPad mini の残念な点

Appleホームページより引用
今回発表された内容での個人的に残念だと感じる点はただ一つ、それは
カラーラインアップに「シルバー」が無い!
AppleユーザーにはiPhone、Mac、iPad と全てスペースグレイかシルバーでカラーを揃えている方も多いです。
シルバーで統一されていたAppleユーザーにとって、ラインアップに無いのはとても残念なことだと思います。
ある意味フロントカメラ性能アップのありがたさよりも、シルバーが無い悲しさの方が大きくなるのでは、、、。
iPad mini 第5世代もまだまだ充分な性能です!
今 iPad mini 第5世代をお使いで特に不満の無い方で、上記向上したスペックに魅力を感じない方は買い替えの必要はないでしょう。
買い替えの費用を未だ所持していないApple製品に費やした方が、Apple製品の連係(連携)機能の便利さを感じることが出来ると思います。
iPad mini 第5世代で使用しているケースを新しくすることで気分一新されてみてはいかがですか!?
iPad mini 第5世代のケースなどアクセサリーはこちら
新型iPad mini も第5世代も、for Better Life の必須ツールとなるでしょう。
iPad mini 第5世代についてはこちらの記事も参考にしてください

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