2021年5月末でこれまで無制限アップロード利用出来たGoogleフォトが、無制限アップロードできなくなります。
写真や動画をクラウド保存されている方にとってありがたいGoogleフォトですが、引き続きGoogleのサービスを利用するか(GoogleOne)、他のサービスへ移行するか迷うところです。
大量に写真保存をされていた方にとってGoogleフォトは写真の検索機能や撮影地の地図なども表示されとても便利なサービスでした。
そのため有料のGoogleOneを新たに契約して継続利用するのか、それとも無料で写真無制限アップロードサービスのあるAmazonphotosか、最新のOfficeソフトを常に利用可能なMicrosoftのOneDriveを契約・利用するのか判断に困っているかたも多いのではないでしょうか。
iPhone利用者の方はiCloudの利用がベストと思いますが、Googleフォトの検索機能や撮影場所など詳細を記録できる機能を好まれているなら、迷うところだと思います。
今日はGoogleOne、Amazonphotos、OneDriveの三つを比較していきますので、Androidスマホ利用者の方も参考にしていただければと思います。
Googleフォトの魅力
Googleフォトの最大の魅力は無料で利用でき、保存方法は「元のサイズ」と「高画質」の2種類から選択できて、「元のサイズ」では15GBのGoogleドライブの容量内で可能なまで、「高画質」での保存は無制限に保存できたことが最大の魅力でした。
「高画質」は写真が圧縮されますが画質が極端に落ちることもなく利用者も多いサービスで、例えばどのカメラを使用し、f値、シャッタースピード、焦点距離、撮影時間はもちろん撮影場所まで詳細な情報とともに保存が可能でした。
このサービスは以下に紹介するAmazonPhotosやOneDriveをはるかに超えるサービスです。
ただ、Googleで発売したスマホであるPixelシリーズ利用者であれば、引き続きこれまで通り「高画質」で無制限アップロードの利用が可能です。
買い替えを検討されている方は、最新のPixelへ機種変更するという手段もありかもしれませんね。
※Pixelへ機種変更の際は、ご利用キャリアへ確認してからの機種変更をおすすめします。
AmazonPhotosの詳細
AmazonPhotosはプライム会員向けの無制限のフォトストレージです。
Googleフォト同様に、同じアカウントでサインインしていればスマホ・タブレット・パソコンから写真を表示し、共有することが可能です。しかも写真の解像度を落とすことなく無圧縮のオリジナル画像(RAWファイルも対応)を無制限で保存することが可能です。
Googleフォトは動画も無制限でしたが、AmazonPhotosは動画は容量上限があります(5GB)。
また、Amazonプライム会員であれば無料で利用が可能ですが、更にストレージが必要な場合(動画も保存など)は、別途契約することで追加可能です。
Prime会員の特典はかなり良いです。
Amazonプライムの詳細はこちらから30日無料体験あります
Amazonプライムについては関連記事もご覧ください。

OneDriveの詳細
Microsoftのサービスである OneDrive も圧縮せずに保存可能。こちらMicrosoft365を契約することで1TBのDriveを利用することが可能。
また常に最新のOfficeソフト(Word・Excel・PowerPointなど)を利用可能なので、WordやExcelなどを普段「頻繁に」利用される方にとっては嬉しい保存方法です。
ここがポイントではありますが、例えばGoogleOneやiCloudの有料サービスの最大容量は2TB、OneDrive の2倍の容量があります。
1TBもかなり大量の写真を保存可能ではありますが、写真と一緒に4K動画も大量に保存予定の方は避けた方が良いかもしれません。
ポイントは、WordやExcelを「頻繁に」利用するかどうか!?でOneDrive を選択するかどうかの分かれ道になります。
GoogleOneの詳細
もちろんGoogleOneも元の画質のまま保存が可能です。
また追加料金なしで最大5人までの家族と共有できるようになっています。
例えば夫婦2人で共有することを前提として2TBの大容量プランを契約といった感じです。
夫婦2人がそれぞれMicrosoftのOneDriveを契約するよりも割安になります。
もちろんGoogleOneの2TBストレージを共有したとしても、それぞれが保存した写真などのファイルをお互いに確認することはできないので、その点は安心です。
またここも重要ですが、Androidスマホの利用者はスマホ自体のバックアップが可能ですが、iPhoneユーザーがGoogleOneを契約・利用した場合は連絡先・カレンダーおよび写真・動画のバックアップのみで、iPhone自体のバックアップはできません。
iPhoneユーザーならiPhoneのバックアップも兼ねてiCloudを選択された方が良さそうです。
有料サービスとして考えた場合、GoogleOneはAndroidのバックアップサービス、iCloudはiPhoneのバックアップサービスとして写真や動画も保存と考えるのが良いですね。
ただ、Googleフォトで保存した写真の詳細は本当に細かくわかりやすく保存されています。
各サービスの保存写真の詳細
ここでGoogleフォト、AmazonPhotos、OneDrive へ保存した写真の詳細画面を比べてみます。
Googleフォト

撮影日時
撮影場所(地図付き)
ファイル名・サイズ
撮影機種・f値・シャッタースピード・焦点距離・ISO
保存したサイズ「元のサイズ」or「高画質」
AmazonPhotos

撮影日時
アップロード日時
ファイル名・サイズ
追加者(Amazonプライム会員名)
OneDrive

ファイル名
撮影日時
寸法
撮影機種
サイズ
場所
(画面上部の写真内に f値・シャッタースピード・焦点距離・ISOは表記)
掲載した写真(情報画面)からすると、Googleフォトが後から見返した際に一番わかりやすいのではないかと思います(個人差はありますが)。
AmazonPhotoは撮影場所が情報に記載されてなく、あとで見返した際にどこで撮影したかわからないことも出てきそうです。
Onedriveも同様で、場所の項目はありますがなぜか数字で表記、、、。AmazonPhotos同様に情報画面のみで撮影場所を特定するのは難しそうです。
こういったことも含めると、それ以外に保存した写真の検索なども考慮するとGoogleフォトが一番ユーザーに優しいのではないかと思います。
料金などの比較は、下記記事を参考にしてください。

まとめ
一概にこれ!とは言い切れないのが今後の写真や動画の保存方法比較でしたが、私の私見では、
- iPhoneユーザーならiCloudでまるごとバックアップ。+AmazonPhotosで更に写真を保存
- AndroidユーザーならGoogleOneでまるごとバックアップ。+AmazonPhotosで更に写真を保存
- WordやExcelなどOfficeソフトを「頻繁に」利用するなら、OneDriveが一歩有利。ただAndroidユーザーならGoogleのドキュメント、iPhoneユーザーならiWorksのPagesで代用可能ならば、GoogleOneやiCloudの方がメリットは大きいかも、、、。
また、Googleフォトの写真保存や保存した写真の検索などはとても便利なので、iPhoneユーザーでも写真・動画は別途GoogleOneに契約してGoogleフォトを継続して利用する方法もアリだと思います。
思い出として長く保存しておきたい写真や動画。数ある保存方法の一つの検討材料として for Better Life にお役立てください。


コメント
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